お品物のこと。
mommyという作品をつくりました。
ちょっとギリギリすぎるんですが、世のお母さん達に卒園式や入学式に着けてもらえるようなもので
大人っぽくなりすぎない、かわいいものが作りたかった。
一応思い描いたモデルもいて「まみ」という名前の友達なのでぴったりきた。
最近出産をした彼女は、子どもが大きくなったときどんな服を着てその日を迎えるのかな。
かしこまったスーツなどを着ているところはまったく想像できないけど、ぴかぴかの笑顔でいることは間違いないんだろうなと思う。
コットンパールを天蚕糸で繋げて、隙間を樹脂で埋めていく作業。
パールにもともと空いている穴に空気が入っていて、それが暖めると膨張して、樹脂が破裂してしまうのが難しかった。
普段はほとんど加工しないので、モチーフを自分で作るというのは不思議な感覚だった。
ああこういう感じなんだ、というか。
8割作業が進んで、金具を着けたとき、少し邪魔くさいけどある程度したら金具もつけて全体見ながらやらないとダメなんだなって
思った。金具も一部。最後に仕上げとしてつけるものじゃないんだな。
そんな発見があってよかった。
今度やる時は隙間は別のもので埋めてみようと思う。